8月7日(金) 明石のタコ&飲ませサビキ釣り

久々の本土上陸。

どうしてもタコ釣りをしたいという方のリクエストで タコを釣りに。


当初は去年タコ絶好調だった伊予灘へ行くつもりであったが

船頭さんより 今年はタコ全然釣れてないからということで

本場の明石へ。


知り合いの方から教えてもらった 美里丸さんに乗せてもらうことに。

すごくきれいな船。



タコ一本でもよかったんだけど、

先週末から食いが落ちて

釣れる場所や時間帯がかなり限定されるようになってきたみたい。

1週間早く来てくれたら1人100パイ釣れてたんだけどって。

タコの釣れない時間帯は 落とし込みで魚狙いましょうということに。


まずは タコから。

水深10m前後の浅場。

たこつぼのロープがそこらじゅうに入っている。



小潮なのに潮速すぎ〜

たこつぼロープのブイが潮流に押されてななめになっている。

1.5ノットくらい流れがあるようで これではタコ釣りどころでなさそう。


1回流してたところで

「潮 ゆるむまで 魚釣りに行きます」と ポイント移動。





しばらく走って

「はい やって〜」


まさか ここまできて飲ませサビキ釣りをすることになるとは。

水深は浅いけれど モジャコからブリまでいろいろなサイズの魚がいるそうな。


釣り開始30秒も経たないうちに

「ヒット〜!!」と黄色い歓声。



お顔をお見せできないのが残念なほどのべっぴんさん釣りガール…

…ではなく中乗りさんとして船頭さんをサポートしてくれる奥さん。


大物の扱いにも慣れた手つきで 難なくブリゲット。


釣りだけでなく 釣り客への気配りや適切なアドバイス

魚の処理や道具の準備や手入れ、船の掃除など至れり尽くせり

中乗りさんの仕事を完璧にこなしていたのには すごい方がいるもんだと正直驚いた。



その後もウルメが付けばヒットするが

釣れるのはツバスばかり。


 
私にはサワラがヒットしたようだが お約束のプッツン。



2時間ほどして潮が緩んできたので ふたたびタコポイントへ。


相変わらず こちらのタコ船にはたくさんの釣り客が詰め込まれている。



潮もずいぶんゆるんできたようで

ポツポツとタコが揚がりだした。


最近は釣れるエリアも限定され

底引きが入れない たこつぼを仕掛けた周辺くらいしか釣れないようで

ロープを引っかけないようにせねば。


ようやく私にも。



1年ぶりの明石タコ。


私が1杯釣るまでに 奥さんはすでに5杯…


やさしくソフトな誘いをまねると そこから連発。



サイズは卵からテニスボールくらい。


先月はピンポン玉くらいだった新子が1月もしないうちにこの大きさになるそうだ。



アオリの成長も早いが タコはそれ以上なのかもしれない。

この海域にはエサとなるカニや貝などが底にびっしりといるのだろうか。


みなさん10〜15杯釣ったところで 潮が動き出したので



「もう1回 魚行きま〜す」


結局 タコの部でも奥さんが竿頭。

タコ釣りが下手くそな我々のお土産係としてたくさん釣ってくれた。




魚のポイント周辺では いたるところでイワシナブラが。


ミヨシの若者2人がキャスティングでナブラ撃ち。

ツバスが湧いている。


我々お年寄りは サビキ。

朝同様 ツバスが掛かる。


大きい魚はおらんのかいな…と思っていたら



突如 竿先を引きずり込む強烈なアタリ。

仕掛けは8号なので 無理はできない。

ドラグを締めたらラインブレイクは必至なので

強い引きをいなしながら じっくり獲ろうと思った矢先

ゴリゴリ…ブチッ と竿先のテンションがなくなった。


瀬ズレで仕掛けザラザラ。

ドラグ締めたら切れるし、緩めたら根に持って行かれるし

瀬での大物のやりとりは難しい。


結局 ツバスを少々追加しただけで タイムアップ。



当初の狙いであるタコは釣る時間が短かったが

それなりにお土産確保できたのでよかった。


強面ではあるが愛想も腕もいい船頭さんと

釣りもサポートも完璧な美人奥さん

また乗せて頂きたいと思う船であった。



本日の釣果 タコ 13杯 ツバス 5匹